ストレスチェックを業者に依頼した場合、制度として実施する以外にどんなメリットがあるのかわからずに導入を検討しているので、なかなか踏み切れないというケースもあるでしょう。ストレスチェックを業者に依頼することで、その結果をもとに社内で分析して問題改善を行う際の参考として役立ちます。

WEB媒体で従業員が自宅にて実施する方法のほか、マークシートといった紙の媒体で実施できる方法も用意しておくと、自宅にWEB環境がない従業員でも実施でき、より多くの人数がチェック可能です。こうして多くの従業員が実施した結果をどのように活かすことができるのか、具体的な方法や、依頼してから実施するまでの流れをご紹介します。

ストレスチェックを導入し、業者に委託すると集団分析結果も確認でき、職場の環境改善を検討するのに役立ちます。ストレスチェックで高ストレス者が多い部署や業務が判明した場合、改善に取り組むと次の結果にてその効果が確認できるのです。高ストレスが減っていれば改善内容は正しかったということがわかるでしょう。

注意として、高ストレスに該当する従業員が多い部署は、管理者に問題があると考えてしまいがちです。高ストレスは立場が下にある従業員ほど多くなる傾向ですが、その上司が悪いとは限りません。部署内での業務量が多い、クレームが多い傾向にあるといったことも疑いましょう。各部門合同での打ち合わせや勉強会を行うことも有効です。

ウインスマイルでは、マークシートの紙媒体と自宅でできるWEB媒体にて、集団分析結果のわかるレポートを提出することができます。

ストレスチェックを業者に依頼するなどで導入した結果、問題があると思われる部署や職場全体を改善するには、主に下記のようなステップで対応すると効果的です。

ウインスマイルでストレスチェックを導入する流れは、下記のとおりです。業者依頼を検討している方は参考になさってください。

1. ご相談やお問い合わせ、お見積もりのご連絡
2. 詳細内容のヒアリングや打ち合わせ
3. ストレスチェック体制整備への支援
4. ストレスチェック実施スケジュールの作成および調整
5. ストレスチェックに必要なお客様情報の授受
6. ストレスチェック開始
7. 個人結果（ストレスプロフィール）報告
8. 高ストレス者の判定、情報開示同意の取得、面接対応の勧奨
9. 未受検者がいた場合、受検勧奨
10. ストレスチェック終了
11. ストレスチェック結果報告

結果報告の内容は下記のとおりです。

• 集計結果
• 面接希望者リスト
• 全受検者詳細結果
• 集団分析結果
• 労基提出用報告書
• 面接指導結果報告書

ストレスチェックを業者へ依頼して導入すると、部署ごとや特定の役職などの集団分析結果を確認できます。こうしたストレスチェック結果は、分析して社内環境の改善にも役立てられるデータです。結果をもとに改善計画を立案し、周知のうえ実施しながら評価を進めていくと、改善できたかどうかがわかります。

ウインスマイルではマークシートなど紙の媒体にも対応し、ご依頼いただいたあとに行う状況のヒアリングや打ち合わせはもちろん、導入体制を整える支援も行っています。ストレスチェック業者への依頼を検討していましたら、お気軽にご相談ください。